ティッシュ配りのお姉さん
昨日,一昨日と,ティッシュ配りの単発バイトをしてきました.
24条駅の前で,15:00-20:00までの5時間ずつです.
1日目は,何度もこのバイトをしたことがあるらしい,ベテランの方と2人でした.
一緒にやると言っても,場所は離れているので,実質一人でした.
最初は,声のかけ方もわからずあたふたしたり,断られたらちょっとへこんだりでした.
ずっとやっていくとしんどくなってきて,最終的に,「こんにちは~」と適当に言いながらわざわざ近づかずに適当に出す方式になりました.
わたしは,できるだけ楽したがるアルバイターなのです.
最後の2時間は体が凝ってきて,目の前の整骨院行きたいーとずっと思っていました.
久しぶりに体動かす系のバイトをやって,足が疲れる感じを思い出しました.
2日目は,初めてティッシュ配りをする方と2人でした.雨ザーザーです.
昨日配っている時に,「かわいい子がやってたらめっちゃみんなもらうんだろうな~」と思っていたので,悪あがきでメイク濃いめです.
この日はなんと,ノルマみたいなものを言われました.1時間ごとに配った数の記録とっているのですが,50くらいはいくようにと言われました.普通に配ってたら余裕で行くとのこと.
午前中の人たちは行かなかったので,途中で帰ってもらったらしいです.
最初私はバスターミナルの出入口に配置されたのですが,まあ人の来ないこと,来ないこと.
本当に嫌になりながらも,まんでがんのお姉さんのような明るい人を自分の中に召喚しようと頑張りました.
結果は1時間で52.全然当たり前にはノルマ達成できません.
きっと午前中の人はずっと配置を交代しなかったから,一人の人が全然やってないようにみえていたのでしょう.かわいそうです.
そのあと1時間ずつ場所を交代したりしながら,ゆらゆらと配りました.
出口からいっぱい人が出てきているときは,フィーバータイムか最悪タイムのどちらかです.
ほとんどの人がとってくれるような最高のときもあれば.本当に全員とってくれなくて,挨拶してるのにみんなに無視されていると感じることもあります.
後者の場合は,心がすり減るだけなので,人がたくさん来ててもあきらめて楽しいことを考えながらぼーっとしましょう.
あと,配ったお店は若者向けなので,元々主に20-40代の人に渡すようにと言われていましたが,2日目の最初におっさんとかには配らないようにと強調して言われました.
1日目にやなおっさんが来たみたいです.これは多分私のせいです.
なので2日目は,おっさん以上の人には配らないように気を付けてました.
絶対欲しそうなおっさんが近くをゆっくり歩いていても渡しません.
申し訳ない気持ちとあからさま過ぎて面白いって感情でいっぱいでした.
欲しいって言ってくれたら渡すのに..日本男児はシャイですね.
それにしても,ティッシュ配りのターゲットって決まってるんですね.
誰でも彼でも配っているのかと思っていました.
今回初めてティッシュ配りをしてみて,このバイトは受け取ってくれる人達の優しさの上で成り立っているのだなと思いました.
中には,大変ですね,とねぎらってくれて,2つもらってくれる人もいました.
こっちはただただお金欲しくてやっているだけなのに...
受け取ってくれた人たちのように,知らない人にも優しくできる人になりたいと思いました.
でもほんとにティッシュはいらないので,これからティッシュ配りの人がいたときに受け取るかは悩みどころです.
2023.07.16
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